警察の広報担当者は16日、「我々は今日、国家科学調査研究院から『他殺の疑いはなく』、住居侵入もなかったとする検視結果を受け取った」と発表した。
警察の発表によると、病理解剖を担当した医師が遺体に傷跡を発見したという。
それ以外の情報は発表されておらず、捜査も継続中。警察は、オさんが自殺したとみている。また、オさんは長い間うつ病を患っていたという。
この件に関する調書は1カ月後にできあがる予定。
オ・イネさんは、『私の隣の殺人者』、『君に泳げ!』、『馬医』、『生生活活』、『マスタークラスの散歩-迷夢』、『Wish Taxi』などの映画やテレビドラマに出演し名声を得た。また、オさんはYouTubeチャンネルを通じて、ファンに美容やファッションについて語っていた。
韓国メディア「スポーツ朝鮮」によると、オさんは2011年の釜山国際映画祭のレッドカーペットで胸元の開いた赤いドレスで登場。その後ネット上で話題を集めることとなった。その魅力的なルックスとセクシーなイメージから、彼女の名前はネットで最も検索される言葉の1つとなった。しかしその一方で、SNSでは、ふしだらであるとの誹謗中傷コメントも殺到した。これにより、実際のオさんとはかけ離れたイメージが固定化され、オさんにとって濡れ場のシーンを演じることは大きな心理的負担を抱えるものとなった。