米国 月に米国流の行動規範の樹立を望む

アメリカ航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官は16日、ワシントンの戦略国際問題研究所でのテレビ中継の中で、月での国際相互関係を成功させるためには米国流の価値観に合致した行動ルールを構築する必要があると発言した。
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NASA長官は、宇宙空間での国際相互関係を成功させるには規範、基準を構築し、これを順守する必要があり、万一これに違反した場合はただではすまされないと指摘した。

「米国が月に到着したら、独自の行動規範を樹立します。」

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NASA長官は「米国流の価値観」に合致した明確な基準がない場合、「何が良く、何が悪いかが判断できない」からだと説明し、次のように補足している。

「米国流の価値観というのは米国にだけ合致するものというわけではなく、我々全員にとって重要なものを指します。たとえば科学における開示性がそれです。」

NASA長官は、米国の月計画「アルテミス」について世界で大きな人気を博していると指摘している。

「みんなが月に行きたがっています。みんなが火星に行きたがっています。あなたがたも米国とこの計画の一隅を占めたいですか? 私たちがリードしましょう。でもそのためには全員がベースとなる行動規範に従い、最終的に事件なのか、意識的な悪用なのか、悪用を目的とした活動なのか、その違いを我々が見極めることができるようにしないといけないのです。」

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