8か月の間にメキシコで2万3400件以上の殺人事件が発生 麻薬密売が背景か

メキシコでは2020年1月から8月までの間に2万3471件の殺人事件が発生した。前年同時期比で1.46パーセントの増加傾向にある。社会保障・市民保護省の発表で明らかになった。
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発表によると、8月は前年同時期比で0.46パーセントの増加傾向にあるという。メキシコでは人口10万人あたり18.4人が殺人事件で犠牲になっている。

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メキシコでは32州あるうちの4州に殺人事件が集中している(人口10万人あたり48.7人から54.6人が死亡)。殺人事件の件数が多い順に、グアナファト州(3032人)、チワワ州(1946人)、バハ・カリフォルニア・スル州(1704人)と続いている。

殺人事件は特に米国との国境近くに集中している。世界最大の麻薬市場となっている米国への密売を巡り、国境付近ではトラブルが絶えないという。

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