米連邦最高裁判事がすい臓ガンで死去 ホワイトハウスは国旗掲揚中止

ルース・ベイダー・ギンズバーグ米連邦最高裁判事がすい臓ガンにより18日に死去した。享年87歳だった。故人は性差別の撤廃を求めるリベラル派判事の代表的存在として、米国社会で大きな影響力を持っていた。
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ギンズバーグ氏は長年にわたる闘病生活を送り、2020年1月にはガン治療が終了したと告げていた。しかし、夏に再発して抗がん剤による治療を続けていたが、家族に見守られながらワシントンの自宅で18日に息を引き取ったという。死因は多臓器不全。ギンズバーグ氏は勤務に支障がない限り、闘病を続けながら職務にあたると語っていた。

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トランプ大統領は訃報を受け、「とても悲しい、素晴らしい女性だった」と記者会見で語った。ホワイトハウスのケイリー・マケナニー報道官はフォックスニュースの番組に出演した中で、ギンズバーグ氏の記憶と遺産に敬意を表し、ホワイトハウスの国旗掲揚を一時中止したことを明らかにした。

ギンズバーグ氏はビル・クリントン大統領から1993年に指名され、死去するまで27年間にわたって連邦最高裁判事の座にあった。

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