北極の海氷面積 年間の最小値に

世界気象機関のクレール・ヌリス公式報道官は、グローバル気候変動の重要なインジケーターである海氷面積が年間の最小値を記録したことを明らかにした。
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米国立氷雪データーセンター(NSIDC)および独アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所の調べで海氷の面積は9月15日の段階で374万平方キロメートルとなっている。

ヌリス報道官によれば、年間の海氷の面積は夏季の融解、シベリアで記録された異常な高温の後に最小値となった。

海氷の面積は世界気象機関がグローバル気候変動を監視する際のインジケーターに数えられている。これまで最小の値となったのは夏季に異常な高温に見舞われた2012年で、2020年は現段階では前提的な数値となっている。

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