8歳のジャーマンシェパード犬の「サンドラ」にも自分の子どもがいるが、今は2匹の赤ちゃんライオンを育てている。サンドラは、近隣の町に住む一家から一時的にこの動物園に引渡されたという。
同動物園は今回の出来事について、「ある種の動物が別の種の、しかも獰猛な動物の子どもを受け入れて育てるというのは珍しいケースです。メス犬のミルクは赤ちゃんライオンに最も適しています。犬の母乳には、赤ちゃんライオンの発育に必要な全ての成分が含まれているからです」と説明している。
ウラジオストクの動物園「サドゴロド」は、ライオンなどの大型動物が広い場所で移動できる動物園「ホワイトライオン」を開園した。この動物園の近くには、人間と一緒に暮らしたことで野生に戻せなくなったクマのためのロシア初のシェルターがある。
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