新型コロナウイルス

露最大手銀行 社員の半数を在宅勤務に

新型コロナウイルスの感染再拡大が進む中、ロシア最大手の国営銀行ズベルバンク(貯蓄銀行)はモスクワ市政府と連邦消費者権利保護・福祉分野監督庁による勧告を受けて、全社員のおよそ半数をリモートワークとする決定を下した。銀行の広報部がリアノーボスチ通信による取材に応じた中で明らかにした。
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ズベルバンクでは新型コロナウイルスのパンデミック宣言以降、社員のうち7万4000人をリモートで職務にあたらせた経験があることから、感染再拡大を受けて再びリモートワークの導入を決定した。

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ただし、一部の社員は業務内容の関係上、出社する必要性があるため、ソーシャルディスタンスと検温の徹底に加え、PCR検査の定期的な実施など、十分な感染拡大防止対策を講じて対面勤務にあたらせるという。

新型コロナウイルス対策本部によれば、ロシアでは過去24時間に84地域で新型コロナウイルスの感染者が新たに6595人確認された(7月中旬以来最多)。新規感染者数が最も多かったのはモスクワで1050人。

ロシア全土では過去24時間に新型コロナウイルスで149人が死亡、6130人が回復した。

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