タイのカオヤイ国立公園、捨てられたごみを観光客の自宅に郵送

タイのカオヤイ国立公園は、非常に珍しいごみ対策を打ち出した。タイのワラウット・シラパアーチャー天然資源・環境相は、カオヤイ国立公園を訪れた観光客たちが置いていったごみを公園の職員が回収し、それを箱に入れ、ゴミを捨てた人の自宅に郵送すると伝えた。
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ペットボトル、缶、袋などのごみには、「あなたはこれをカオヤイ国立公園に忘れましたよ」というメッセージが添えられている。

BBCによると、公園側がごみを残した人をどうやって特定するのかは伝えられていないが、シラパアーチャー環境相によると、観光客は全員、公園の入り口で自宅の住所を記入しなければならない

また、ごみを残していった観光客のデータは警察にも送られるという。タイでは国立公園にごみを残した場合、刑事責任を問われ、高額の罰金や最長5年の禁錮刑が科されるからだ。

先にスプートニクは、世界第2の規模のサンゴ礁がゴミの島となり、清掃にはノンストップで750日かかると報じた。

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