米バイオ企業開発のコロナワクチンも治験が一時停止

米バイオ企業「イノビオ」は自社開発のコロナウイルスのワクチンの試験の一部中断の決定を自社サイトを通じて発表した。
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イノビオによれば、米食品医薬品局(FDA)から、第2治験の開始が予定されているワクチン候補の INO-4800に関して、一連の質問状が用意されている旨、通知がはいった。

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それによれば、治験の一時停止は複数の副作用が原因。

イノビオは現在、レギュレーターの問題にとりくんでおり、これについては10月に回答を出す予定。FDAはイノビオからの回答を受け取った後、30日以内に治験再開の可否ついて通知を出す。

米国ではイノビオ以外に、アストラゼネカ社開発のコロナワクチンの治験も被験者の1人に神経性の病気の副作用が出たことを理由に一時中断されている。

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