ヒラリー・クリントン氏、2016年の討論会で自身もトランプ氏に「黙れ」と言うのを夢見ていたことを明かす

2016年米大統領選挙の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏は、2020年米大統領選挙の民主党候補ジョー・バイデン氏が29日に行われた米大統領選の候補者討論会で、共和党大統領候補のトランプ大統領に対して「黙れ」と発言したことについて、2016年の討論会のときに自分も同じようにトランプ氏に黙れと言うのを夢見ていたことを明らかにした。
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トランプ氏とバイデン氏の1回目の討論会は、29日に米オハイオ州クリーブランドで開かれた。討論会は96分にわたり、両候補は絶えず互いの話を遮り、嘘つきだと非難し、乱暴な言葉を使った。

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バイデン氏は討論会の中でトランプ氏に対して「もう黙れ」と発言した。

29日、ツイッターユーザーは、2016年の討論会でクリントン氏は議会の慣例に反する乱暴な言葉を使わなかったと指摘した。

作家のジル・フィリポヴィック氏はツイッターに「『もう黙れ!』という昨日のフレーズ。私は今、ヒラリー氏にとても同情しています。彼女もこれを言いたかったけど、できなかったと確信しています」と投稿した。

これに対してクリントン氏は「それがどれほどのものか、あなたは想像もできないでしょう」と返信した。

​トランプ氏とバイデン氏の討論会はあと2回行われる。副大統領候補のマイク・ペンス氏とカマラ・ハリス氏も討論会を1回行う。

米大統領選挙は11月3日に予定されている。

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