アラブ首長国連邦が月面探査機を送り込む世界4番目の国に

アラブ首長国連邦は月面軟着陸を実現する世界4番目の国になる。同国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相が自身のツィッターで明らかにした。
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マクトゥーム副大統領の話では、アラブ首長国連邦が月面探査器を送り込むのは2024年。AP通信によれば、探査機の重さは10キロほどで、2台の高度解析の光学カメラ、赤外線カメラ、サンプルの研究のための顕微鏡カメラがなどが搭載される。

​探査機のミッション期限については明らかにされていない。ただし月面では深夜の温度がマイナス170度にまで下がることを考えると、歩行器には暖房システムが必要となる。10キロという軽量でこれだけの機器を搭載している場合、十分な暖房システムが備えられているとは考えにくい。このことからミッション期間は月の1日(地球の15日)以内だと見られている。

月面の着陸位置がどこになるかについては語られていないものの、マクトゥーム副大統領は、いまだかつて月ミッションが到達したことのない部分と語っている。

これより前、スプートニクは米国の月探査計画における日本のJAXAの役割について記事を紹介した。

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