チェルノブイリに初の観光用サイクリングロード

ウクライナは国の観光振興プロジェクトとしてチェルノブイリの立ち入り禁止区域に観光客向けに45キロに渡るサイクリングロードの敷設を決めた。この決定はウクライナ政府のサイトに公表されている。
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チェルノブイリ原発ゾーンで遭遇できる野生動物
サイクリングロードは警備所「ゼリョーヌィ・ムィス(緑の岬)」を始点とし、クポヴァトエ、オパチチ、オタシェフ、プリュトヴィシェの各村を通り抜けて敷かれる。ウクライナ自転車協会の代表はすでにこの自転車道を専門家とともにテスト走行しており、放射能レベルと土地の特性の確認作業は済んでいる。

サイクリングロード自体は敷設が決まっているが、そのサービス向上のための作業が続けられており、休憩所が数か所に設けられる計画。観光客は各団体にガイド2人が付きそう。また自転車の輸送サポートも組織される。

チェルノブイリ立ち入り禁止区域では2020年春、森林火災が起きている

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