スペースX、ファルコン9ロケットの打ち上げをスタート2秒前に中止

米宇宙開発企業スペースXは、人工衛星「GPS III」を搭載した打ち上げロケット「ファルコン9」の打ち上げをスタート2秒前に中止した。スペースXはライブ配信を行っていた。
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ファルコン9は、米国東部標準時21時43分(日本時間10月3日10時43分)にフロリダ州ケープカナベラルから打ち上げられる予定だったが、米航空宇宙局(NASA)のミッションコントロールセンターはスタート2秒前に打ち上げ中止の指示を出した。

詳細や原因は今のところ伝えられていない。

スペースXによると、10月3日に再び打ち上げを試みることはないという。

ファルコン9は、次世代型GPS衛星のGPSIII-4を軌道に投入する計画だった。GPSIII-4はGPS衛星群に加わる予定。GPS衛星群には次世代型GPS IIIがすでに3基加わっており、米軍および民間ユーザーのニーズに対応している。

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