パネンコワさんによると、2018年平昌オリンピックの前、トゥトベリーゼ氏のチームの雰囲気は作業モードだった。平昌オリンピック当時、メドベージェワもザギトワもトゥトベリーゼ氏の門下生で、ザギトワが金メダル、メドベージェワは銀メダルを獲得した。
パネンコワさんは「コミュニケーションの面では2人の間に何も問題はありませんでした。彼らは話をしていました。でもリンクに出ると競い合い、エレメンツ(要素)を相手よりもよく行おうとしました」と語った。
9月16日、平昌五輪後にカナダのブライアン・オーサー氏に師事していたメドベージェワは、トゥトベリーゼ氏のもとに戻ると発表した。メドベージェワは、オーサー氏の理解とこれまでの仕事に感謝の意を表した。
なおザギトワは大学に入学し、テレビのスケートショー番組の司会者となり、ロシア代表のテスト演技を辞退した。フィギュアスケートの2020年グランプリ(GP)シリーズロシア大会の参加者リストにザギトワの名前はなかった。
トゥトベリーゼ氏の元教え子、メドベージェワとザギトワの関係について語る
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