新型コロナウイルス

新たな新型コロナ関連症候群が成人に確認される

米国疾病予防管理センター(CDC)は週報で、新型コロナウイルスの重篤な合併症としてこれまで子どもにみられた炎症性症候群が、成人にも確認されたと発表した。これは急性呼吸器疾患の症状ではなく、胃腸管の問題として現れる。
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新型コロナウイルスから回復した成人は、新型コロナウイルスの重篤な合併症で小児または青年に発症するMIS-C症候群に似たMIS-A炎症性症候群を発症する可能性がある

新型コロナ関連の川崎病類似の症例が急増 子どもだけではなく20代も発症
MIS-C症候群の症状は、炎症の他に例えば心臓障害や腹痛などがある。

CDCによると、27人の成人患者に心臓血管系及び胃腸管の問題や、神経学的並びに皮膚科学的な症状がみられた。なお、これらの患者に急性呼吸器疾患の症状はないという。27人の患者全員が新型コロナウイルスの検査で陽性だった。

専門家らによると、コロナウイルスの治療はMIS-A症候群の発症を予防できる可能性があるが、さらなる研究が必要だという。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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