Konikuは当初、空港や航空機内で爆発物や化学物質を検出するためのデバイスを開発し、ディナープレートより少し大きい重さ800グラムのデバイス「Konicore」が作成された。
Konicoreは、そこで使用されているバイオテクノロジーとソフトウェアによってわずかなニオイさえも感知し、ニオイの発生源を特定し、テロの脅威の有無を判断することができる。
だが、この「電子鼻」の適用範囲ははるかに広いことがわかった。航空保安(セキュリティ)の他に、医療分野でも使用することが可能。ソフトウェアをしかるべき形で設定した場合、Konicoreで使用されているバイオテクノロジーは人間が吐き出した空気中に存在する生細胞をターゲットとして新型コロナウイルスを含むなんらかの疾患や感染などの検出を手助けする。
学者らはKonicoreについて、近い将来、個別検査だけでなく、公共の場での疾患や病原体の大規模な検出にも使用できるとの見方を示している。
先に学者らは、新型コロナウイルスの感染防止マスクに最適な素材について語った。
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