世界の9月稼働リグ台数 記録的な大幅減少

世界の石油、ガス掘削リグ台数が大幅な減少を記録した。米ベーカー・ヒューズ社のデータを分析したポータル「ザ・タイムズ・ハブ」は、原油採掘が大きな脅威に直面する恐れがあると報じている。
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2020年9月に全世界で稼働したリグ台数は前年比で1122台減少。米国、カナダの9月の稼働リグ台数はそれぞれ257台、60台で合わせて7台増となった。

OPECプラス 年末まで生産過剰の補償期間を延長
一方、中東の稼働リグ台数は19台減、アジア太平洋地域も31台減、アフリカは7台減と軒並み減少している。ベーカーヒューズ社の発表した1944年からのデータによれば、世界の稼働リグ台数が最多に達したのは2014年の3578台で、最少が2016年の1593台。


原油価格の下落

原油価格は3月頭に崩壊。その原因となったのはコロナウイルス蔓延による世界危機、そしてOPECプラスの減産交渉の決裂だった。新たな協調減産には23ヶ国が同意し、4月12日、合意締結の運びとなった。

新たな減産合意にこぎつけたものの、原油価格は高い水準で安定できないでいる。専門家はこれを、減産量が期待を下回ったこと、市場から過剰分を取り除くことができなかったためと見ている。依然として需要は少ないため貯蔵施設はほぼ限界状態のままだ。

石油貯蔵施設の限界は深刻で、WTI原油先物価格は大下落、一時マイナス価格となった

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