ノーベル平和賞は国連世界食糧計画が受賞

ノーベル賞選考委員会は9日、2020年のノーベル平和賞の受賞者を国連世界食糧計画と発表した。ベリト・ライス=アンデルセン委員長が発表した。
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同委員会はノーベル平和賞授与の理由として、国連世界食糧計画が「飢餓対策を強化し、紛争地域の和平樹立において貢献し、飢餓が紛争戦争の兵器として用いられることのないよう、その防止対策に牽引的役割を果たした」ことが評価されたと明らかにした。

​今年の平和賞には211人の個人と107の団体が推薦された。伝統的に完全な候補者リストは極秘扱いとなっている。

2019年のノーベル平和賞はエチオピアの 首相、アビィ・アハメド 氏が受賞。 アハメド 氏は長年続いていた隣国エリトリアとの対立を解決したことが讃えられ、同賞を受賞している

2018年のノーベル平和賞は、性暴力に対する活動に取り組むデニス・ムクウェゲ氏とナディア・ムラド氏が受賞した


​ノーベル賞は、1895年11月27日に署名された発明家アルフレッド・ノーベルの遺言に従って創設された。新型コロナウイルスの影響により、今年の授賞式はテレビ中継に変更して行われる。

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