キルギス大統領、大規模デモで首相と閣僚を解任

キルギスのソオロンバイ・ジェエンベコフ大統領は、同国での大規模デモを背景に、クバトベク・ボロノフ首相と閣僚を解任した。大統領令は署名した日から発効した。
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なお、ボロノフ氏と閣僚は新内閣発足まで職務執行を続けるという。政府も解散したとみなされている。

キルギスでは10月4日に議会選挙が行われた。公式データによると、選挙には16党が参加したが、議席を獲得したのは4党のみだった。

中央選挙管理委員会が発表した暫定結果に不満を持つ人々が首都ビシケクやその他の大都市で大規模な抗議デモを行い、暴動に発展した。デモ隊は議会の建物を占拠、収監されていたアルマズベク・アタンバエフ前大統領とその支持者たちを解放した。

 これらの状況の中、中央選挙委員会は選挙をやり直すと発表したが、今のところ状況は安定していない。

6日、キルギスのソーロンバイ・ジェーンベコフ大統領は、国内の政治情勢に関する声明を発表した。声明で同大統領は、先日取り組まれた国内の抗議行動を権力奪取の企てだと指摘した。

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