キルギスのスプートニク編集部に若者グループが押しかけ、スタッフを脅す

議会選挙の結果をめぐって混乱が続く中央アジアのキルギスにある通信社スプートニクの編集部に若い男たちの集団が押しかけ、スタッフを脅した。若者グループは、キルギスの新首相に選出されたサディル・ジャパロフ氏を支持する集会にスプートニクの記者を30分以内に派遣して取材するよう求め、言うことを聞かなければ暴力や破壊行為を行うと脅迫した。
この記事をSputnikで読む

25〜30人からなるグループは、ジャパロフ氏を支持する集会に記者を向かわせて取材するよう要求した。若者グループは「スプートニク編集部に30分の時間を与える」とし、さもなくばドアを壊し、破壊を開始し、彼らの気を静めようとした警備員に制裁を加えると脅した。

スプートニクはこれまでにSNSでジャパロフ氏の支持者とみられる勢力から脅迫を受けていた。

キルギスでは10日、大統領令により非常事態宣言が発令された。

5日、キルギスでの議会選挙の暫定結果が発表された後、ビシュケクでの衝突が始まった。いくつかの野党は、選挙過程での大規模な違反と改ざんを理由に、選挙結果を認めないとすぐに表明した。デモ隊員は、投票結果の破棄と選挙のやり直しの公示を求める集会に出向いた。

関連ニュース

コメント