日本人技術者の建設によるサハリン観光スポットのアニワ岬の灯台 改修のため訪問禁止に

人気の観光スポットでサハリン州のシンボルの1つでもあるアニワ岬(中知床岬)の灯台が近い将来改修のため閉鎖される。同州のヴァレリー・リマレンコ知事が発表した。
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同州官公庁の情報では、この間、地域当局や防衛省、他の機関の代表が加わった官庁間の作業グループがアニワ岬の灯台の視察を実施した。モスクワおよびハバロフスクの専門家らは灯台の損傷具合を調査し、改修作業について勧告した詳細な報告を作成した。

作業実施時には旅行者の灯台へのアクセスは禁止される。


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高さ31メートルのアニワ湾の灯台は、1939年に技術士の三浦忍氏によって設計・建設が行われた。同灯台は2006年まで軍事目的に使用されていたが、その後放置された。それ以降は観光スポットとなり、サハリンから海上を通じて当地を訪問することができる。1990年以降は灯台に作業員は常駐しておらず、略奪者らによって荒らされたと報じられていた。

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