オーストラリア、韓国や日本との航空便の運航再開を計画

オーストラリアは、新型コロナウイルスに感染する「リスクが最も低い」日本、韓国、シンガポールなどの複数の国との航空便の運航を近いうちにも再開する計画。オーストラリアのテレビ局Seven Newsが、同国のスコット・モリソン首相を引用して報じた。
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モリソン首相は、韓国や日本を含む太平洋地域の複数の国の首脳は、それぞれの政府がオーストラリアからの渡航による自国の住民への安全性を確信したらすぐに、入国後の2週間の待機措置なしでオーストラリアからの入国を認める用意があると述べた。

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なおモリソン首相は、オーストラリアは運航再開に関する決定に対して責任ある態度で取り組まなければならないと強調した。

モリソン氏は「保健システムは同一ではないため、考え得るあらゆるリスクを考慮しなければならない」と述べた。

オーストラリアは、潜在的なリスクがあるにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることに成功した国々との観光再開を目指している。

モリソン首相は、韓国及び日本の首脳と「首尾よい会談」を行い、オーストラリアのマリズ・ペイン外相はシンガポールと航空便の運航再開について話し合ったと伝えた。

一方、モリソン氏は、近い将来の欧州及び米国への渡航の可能性は排除した。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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