ショートプログラムが終了した時点ではシリアにデビューしたばかりのトゥトベリーゼ・チームのカミラ・ワリエワ(14)がトップを占めていたが、フリースケーティングではワリエワは緊張を抑えることができず、2度転倒。結果、総合233.7点で2位にとどまった。
3位もトゥトベリーゼ氏に師事するダリア・ウサチョワ(14)が総合点233.2点で占めた。
優勝したトルソワは、フリースケーティングで、4回転トウループ、トリプル・トウループ、4回転トウループの連続、4回転ルッツを4回転ジャンプを3度跳んでいる。
トゥトベリーゼ・チームは2019年欧州選手権で金メダルを逃して以来、連続優勝を進めてきた。2019年欧州選手権ではアリーナ・ザギトワがアレクセイ・ミーシン氏に師事するソフィア・サモドゥロワに敗れ、金を逃している。
今回のロシア杯では、2019年1月以来14の大会で欠かさずに金メダルを総なめにしてきたトゥトベリーゼ・チームが初めて優勝者を出せなかった。
2019年世界選手権ではアリーナ・ザギトワが優勝。2019/2020シーズンではグランプリシリーズの6大会でトゥトベリーゼ・チームが優勝を総なめにし、コストルナヤがグランプリのファイナルと欧州選手権2020で、アンナ・シェルバコワもロシア選手権で金メダルを獲得している。
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