バチカン 15歳で亡くなったイタリア人少年を聖人へ 聖職者らは彼をインターネットの庇護者と呼ぶ

ローマ教皇はカルロ・アクティス少年を聖人に承認する可能性がある。この少年は15歳だった2006年に白血病で亡くなった。教会によれば、少年は死後奇跡を起こしたが、規則によれば聖人として列聖されるためには奇跡は2つ必要だという。しかし、時にこの規則は変更され、アクティスはすでに至高の聖者として認められている。
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カトリック教会によれば、アクティスは、死後、すでに7歳のブラジル人少年の命を救うという奇跡を起こしているという。この少年は膵臓の珍しい病気に冒されていた。少年は、アクティスに祈りを捧げ、彼のTシャツに触れた後に全快した。こうした奇跡的な癒しが聖人に列聖されるための必要条件であり、本来は2つ必要だがそれはいつもそうであるとは限らない。

10月10日、アクティスはすでに至高の聖者として認めらた。彼は初のミレニアム世代の聖者となった。彼の今日の身分は、天国で祈りを捧げ、そして人々を導くことになることを意味する。これは聖人に列聖されるための第一歩となる。

アクティスは生前、地域のカトリック組織のサイトを発展させ、また、自分のサイトも立ち上げ、11歳の時に奇跡の目録のためのサイトを作成した。聖職者の中で彼は「聖なるインターネットの庇護者」と呼ばれている。

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