エルサレムの嘆きの壁で考古学の発掘時に意外なものが発見

紀元前10-9世紀の物と思われる石灰岩製の重さ2シェケル(23グラム)の古代の分銅が、エルサレムの嘆きの壁の考古学の発掘時に発見された。イスラエルの古物局が発表した。
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発表では、この分銅は鉄器時代のものだと指摘する。既知の測量単位2シェケルに相当する分銅は、考古学の発掘時に地層を振るいにかけた際に発見された。

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分銅は底が平らなドーム型をしている。上部には、重さの単位シェケルの意味を省略したギリシャ文字「γ(ガンマ)」を連想させるエジプトの記号と、2倍の重さ-2シェケルを示す2つの線が彫られている。この場合、1シェケルは11.5グラムとなる。発見された分銅の重さはちょうど23グラムだった。

発掘の責任者は、こうした重りの正確さは、当時の技術が進歩的であったことや、また、古代エルサレムでは商業や交易が重視されていたことを証明しているとの見解を示した。

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