CNNトルコの報道によると、アゼルバイジャンのアリエフ大統領はナゴルノ・カラバフ共和国との境界ラインで発生している国際紛争の和平交渉に向けて、トルコの参加を支持しているという。
トルコ大統領府のカルン報道官は「モスクワがアルメニア側につくのであれば、トルコはアゼルバイジャン側につく」、「この問題解決に向けて4ヵ国(アゼルバイジャン、アルメニア、トルコ、ロシア:スプートニク編集部)で協議すべきだ」、と発言した。
この点についてナゴルノ・カラバフ共和国側は、トルコが近東からテロ組織の戦闘員らを動員し、アゼルバイジャン軍の前線に送り込んでいるとして交渉参加を拒否している。
9月27日にナゴルノ・カラバフの境界ラインで戦闘が始まった。アルメニアとアゼルバイジャンは戦闘開始で互いに非難し合い、ナゴルノ・カラバフでは、首都ステパナケルトを含め、未承認の共和国の平和的な居住地域の砲撃が報じられている。
ナゴルノ・カラバフ紛争の和平交渉 トルコも参加目指す
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