アンケート調査:世界中の20%超の従業員がリモートワークに不安を感じている

新型コロナウイルスのパンデミックからリモートワークに移行した従業員の22%が、不安を感じているが、しかし、世論調査の回答者の35%は幸せに思っていることが、Cisco社によって12カ国で実施されたアンケートデータで明らかとなった。
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調査は、英国とフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ポーランド、ロシア、アラブ首長国連邦(UAE)、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの国民を対象に実施された。アンケートには、ロックダウンが始まって以降、最低10日連続でリモートワークを行った1万人超の従業員が協力した。

リモートワークのプラス面とマイナス面

一部のアンケート回答者は、オフィスではなくリモートワークで働き始めたことで、積極面を発見している。たとえば、35%の人たちが幸福を感じ、32%は心身の状態が改善し、27%はエネルギッシュになった。また、56%は毎日運動する時間が増え、63%がより精神的健康や平穏さを得られたと回答している。

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同時に、回答者の22%は不安を感じ、17%はやる気が起きている。回答者の37%の意見では、家は家族や友人がいることから、彼らにとっては働くのに適した場所ではなく、45%は同僚との相互信頼を構築することが困難だという。

しかし、57%は、リモートワークになんら問題はなく、この働き方に順応していると回答している。

ロックダウンまでは、多くの時間をリモートワークで勤務していた人は、回答者のわずか5%しかいなかったが、しかし、アンケート調査では、今後は87%がオフィスとリモートワークで勤務する用意があり、また、その際、どこで何時働くかは自分自身で決めることを希望していることが示された。

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