メキシコ ハリケーンで300匹の動物を自宅に保護

メキシコ人の動物愛護家リカルド・ピメンテルさんは、大型ハリケーン「デルタ」に動物保護施設は持ちこたえられないと判断し、300匹近い動物を全て自宅へ引越しさせた。地元のメヒコ・ニュースデイリーが報じた。
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ピメンテルさんは次のように語っている。

「私は子どもの頃からずっと動物を拾って助けてきました。9年前、保護施設『ティエッラ・デ・アニマレス』を開きました。犬だけでなく、ネコ、カメ、イグアナ、牛、羊、ヤギ、ブタ、馬、ロバなども保護しています。」

ところが動物たちが安心して住めるはずの「ティエッラ・デ・アニマレス」も、先週、メキシコのカリブ海沿岸を襲ったハリケーン「デルタ」のような暴風にはひとたまりもなかった。このため動物の一部はハリケーンを避けて引越しを余儀なくされた。

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今、ピメンテルさんの家には300匹近くの犬猫が済んでいる。ピメンテルさんは犬猫はみんな予防接種も済ませてあり、避妊手術もしているので家の中でも問題なく過ごしており、ハリケーンの暴風が唸る夜中もパニックはなかったと語っている。

ただし、ハリケーンはせっかく建てた動物の家を壊してしまった。ピメンテルさんは動物が安心して暮らせる家を作るためにさらなる支援を呼び掛けている。

「保護施設の仕事は、世界中から送られる惜しみない支援で成り立っています。ハリケーンの通過では大きな損害を受けてしまい、さらに大きな支援が必要です。なぜなら新しい、もっと頑丈な施設を建てようとしているからです。」

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