新型コロナウイルス

「レムデシビル」コロナ死亡率の低下にほぼ影響なし=WHO

英フィナンシャル・タイムズ紙は、新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」は入院患者の死亡率の低下にほとんど影響を与えないという世界保健機関(WHO)の研究を引用した。
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フィナンシャル・タイムズ紙は、研究の本文を引用している。

「レムデシビル、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル、インターフェロンを用いた治療法は、入院患者の死亡率にほとんど影響を与えないと判明した。」

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WHOの国際共同大規模臨床試験(Solidarity)の一環で、「レムデシビル」を含めた新型コロナウイルスの最も有望な4つの治療法の実験が行われた。

7月、米国のドナルド・トランプ大統領は、政府が国内で生産される感染症薬「レムデシビル」の世界のストックの90%を買占めていた。また、10月2日にトランプ夫妻が新型コロナウィルスに感染した際には、「レムデシビル」を使った治療は民間保険会社の支払い分が3120ドル(33万円以上)に上ったと報じられた。

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