菅首相は今月26日の臨時国会について「新型コロナウイルス対策と経済回復の両立を自民党総裁選挙で約束した。デジタル庁の設置や不妊治療の保険適用などの少子化対策、グリーン社会の実現など『ポストコロナ』の世界に向けた考え方の説明を所信表明演説でしっかり行いたい」と述べた。
また東京電力福島第一原子力発電所のトリチウムなどの放射性物質を含む汚染水処理について「いつまでも方針を決めないで先送りすることができない。今後できるだけ早く政府として責任をもって処分方針を決めたい」と述べた。
そのうえで「現時点で政府としての処分方針や決定時期を決めた事実はない。これまでの議論や意見を踏まえ、政府内でも議論を深めていきたい。風評被害対策についてもしっかりと取り組んでいきたい」と語った。
菅首相 今月26日の臨時国会 コロナ対策や少子化対策など重要政策発表
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