乗り物業界の情報サイト「ザ・ドライブ」によると、同駆逐艦初となるミサイル発射実験は、スタンダードミサイル2(SM-2)を用いて行われ、対艦ミサイルを模した標的への命中に成功した。この実験は、南カリフォルニア沖で行われた。
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦は当初、世界初の全電気式の推進システムを有するステルス艦として設計された。1隻にかかる建造費は260億ドル(約2兆7360億円)を超え、現在までに3隻建造された。同駆逐艦には、予定ではレールガン(電磁砲)を装備することになっていた。
同駆逐艦の開発は難航したことから、当初想定されていた設計は大幅に簡略化されることとなった。