南クリル諸島 日本の元島民ら チャーター機で上空から慰霊

南クリル諸島(日本では「北方領土」表記あり)を元島民らが訪問する事業が新型コロナウイルスの影響で見送られる中、チャーター機で上空から慰霊する事業が21日に始まった。NHKが伝えている。
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例年実施されている南クリル諸島住民と元島民らの交流プログラムや元島民による「北方墓参(日本における表記のまま)」は今年、新型コロナウイルスの影響で全面的に中止となり、代替案として北海道はチャーター機による上空慰霊事業を行う

21日には道東・中標津空港で第1便の出発式が行われた。第1便は日本時間10時45分すぎに元島民や関係者30人を乗せて離陸。知床半島から根室半島にかけての沿岸部を約1時間かけて飛行し、空港に戻った。

この上空慰霊事業は21日と25日の2日間で5回にわたり行われ、計127人が参加する予定。

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