へびに似たドラゴン魚 科学者らが起源を解明

インド南部で地下水の中に生息するヘビに似たドラゴン魚は「生きた化石」であることが科学者らの調査で明らかになった。サイエンティフィック・レポートが調査結果を発表している。
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長い胴体のこの恐ろしい生き物が見つかったのは2018年。インドのSNS上に現れた写真には、このドラゴンに似た魚は洪水が去った後、自宅の中庭で見つかったと説明が添えてあった。

早速インド南部に調査グループが赴き、新種の魚Aenigmachannaが発見された。この魚には2種類あり、1種は『ロード・オブ・ザ・リング:ゴラム』の登場人物で地下に住むゴクリにちなんでAenigmachanna gollum と、もう1種はAenigmachanna mahabaliと名付けられた。

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最新の調査では、ケララ州で捕獲された魚はナノコンピュータートモグラフィー撮影と、分子分析が行われた。

その結果、これらの魚には現在生息している魚に見られない一連の特徴があることが分かった。

研究者らはドラコンの頭をしたこの魚はかなり昔の古代魚であり、1億2000万年前、インドとアフリカが切り離される前の段階に既に存在していたと推定している。

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