「10代の頃私はトランプ氏よりも多く税金を払った」=オバマ氏

バラク・オバマ元米大統領が、脱税していたドナルド・トランプ大統領を批判した。オバマ元大統領の話によれば、大統領就任1年目のトランプ氏よりも、自身が「Baskin-Robbins(バスキン・ロビンス)」で働いていた10代の頃の方が多く税金を支払ったという。米国のメディアが伝えた。
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ペンシルベニア州で行われたジョー・バイデン米国大統領候補を擁立するイベントで、オバマ氏はこのように語った。

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「私の初めての勤め先は『バスキン・ロビンス』で、当時私は15歳だった。私はアイスクリームを人々に盛り付けながら、トランプ氏よりも多く税金を払ったと思う。こんなことがあり得るだろうか?」

オバマ氏は2008年と2012年にこのペンシルベニア州で勝利し、トランプ氏も2016年に僅差でこの州で勝利した。ペンシルベニア州は、民主党と共和党の両方の支持者が拮抗する、いわゆる「揺らぎの州」と見なされている。

オバマ氏はまた、大統領職に真剣に向き合っていないとトランプ氏を非難し、「これはリアリティー番組ではない。現実なのである」と述べた。

トランプ氏は、何年もの間所得税を支払わず、2016〜2017年にたった750ドルの税金を支払ったというニューヨーク・タイムズ紙の公表を受け、批判にされられた。トランプ氏の疑わしい支出の数に注目した同紙の内容について、トランプ氏は「フェイクニュース」と呼び、数百万ドルの税金を支払ったと述べた。しかし、それが所得税に関するものであるかどうかは明らかにしなかった。

今月15日のテレビ集会で、トランプ氏は「平和的に政権を手渡したいが、選挙での勝利を望んでいる」と語っている

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