新型コロナウイルス

オーストリア郵政 コロナをテーマにした切手発売 距離の目安に「仔象」【写真】

オーストリアの郵便局がコロナウイルスとその予防策をテーマにした切手を発行した。切手には象の子どもが描かれており、パンデミックの象徴の一つになっているという。というのも当局は安全策として「仔象1頭分の距離を保つ」とう呼びかけているからだ。
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切手は本物の3層トイレットペーパーに印刷され、裏面には粘着テープが付いている。表には象のソーシャルディスタンスの非公式シンボルである象の子どもが描かれている

郵便局としては、市民に象の距離をイメージさせる心づもりもあるようだ。比較として他の切手には長さ1ミリの昆虫、1センチのハエ、10センチのネズミが描かれている。つまりきっちり仔象1頭分か、あるいはネズミ10匹分、ハエ100頭、昆虫1000羽の距離を保たなければならない。

切手の実質価格は2.75ユーロ(約340円)だが、2倍の価格で販売されるという。加算分は慈善団体に寄付される。

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