総合格闘技のヌルマゴメドフ 3度目の防衛成功で引退 著名人らが賛辞送る【動画】

米総合格闘技団体UFCの大会が開催され、ライト級タイトルマッチをかけて王者のハビブ・ヌルマゴメドフ選手(ロシア)と挑戦者のジャスティン・ゲイジー選手(米国)が対戦し、王者が3度目のタイトル防衛に成功した。試合後、ヌルマゴメドフ選手は引退表明し、各界の著名人らが功績をたたえるコメントを送っている。
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UFC254大会はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開催された。ヌルマゴメドフ選手は2ラウンド、三角絞めで勝利した。

​試合後、ヌルマゴメドフ選手は会見で引退を正式に表明した。

神はすべてを与えてくれた……これを最後の試合にする。UFC運営部にお願いがある。来週は私をランキング1位に入れてくれ。

UFC254大会は観客が動員される形で実施された。観客を動員した試合はパンデミック以来初めて

総合格闘技UFC「大会史上最もアンビリバボーなKO」

ヌルマゴメドフ選手の引退宣言を受けて著名人らが賛辞を送っている。

素晴らしい試合だった、ハビブ。私は君の業績を続けよう。君の父親に敬意を、そして君と親族には哀悼の意を表す。(コナー・マクレガー選手)

ヌルマゴメドフ選手の父親アブドゥルマナプさんは新型コロナウイルスに感染し、7月3日に他界した。今回の試合はヌルマゴメドフ選手にとって、父親が他界してから初めての試合となった。

おめでとう、兄弟。親父さんは君を誇りに思っているよ。(クリスティアーノ・ロナウド選手)

UFCの広報部はツイッターにコメントを投稿し、ヌルマゴメドフ選手を「永遠のキング」と評し、「そのレガシーに比肩するものは現れないだろう」と記した。

32歳のヌルマゴメドフ選手は総合格闘技(MMA)の全キャリアで29試合を行い、全勝を維持した。2年前に米国のアル・アイアキンタ選手に勝ち、ライト級のチャンピオンベルトを奪取した。その後はアイルランドのコナー・マクレガー選手や米国のダスティン・ポイエー選手と対戦し、ベルトの防衛に成功している。

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