新型コロナウイルス

新型コロナの第2波での感染者 死に至る期間が1週間早まる

研究者らは、新型コロナウイルスの第2波での感染者は、症状が出始めて平均1週間で亡くなっていることを明らかにした。これは第1波の2倍の速さと言える。しかし、これには予想外の原因がある。英国政府の非常時科学諮問委員会(SAGE)を引用しデイリー・メール紙が報じた。
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英国の研究者らは、同国の感染者7万6000人超のデータをベースに、パンデミック発生から8月までに、症状が現れた後平均して13日で重症患者が亡くなっていることを明らかにした。現在、この日数は1週間短くなっている。なぜそのようなことが起こったのか。

現在、医師らは第2波の中で新型コロナウイルスの患者らの治療を研究しているが、より多くの患者らが最新の治療により完治することができている。一方で、主に免疫力の弱い人々がすでに犠牲になっており、死亡までの期間が短くなっている。この問題はネガティブなダイナミズムに関連している

また研究者らは、ウイルスは突然変異を起こし、より感染力が増すおそれがあると確信している。しかし、突然変異の可能性は、病気の重症度に影響を与えることはない。

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