リビア沖で難民船が転覆 11人が溺死

北アフリカのリビア沖で難民を乗せた船が転覆し、11人が溺死した。国際難民機関(IRO)のスポークスパーソン、サファ・ムセフリ氏がツイッターへの投稿で明らかにした。
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難民を乗せた船が25日、リビア沖で転覆した。この事故で少なくとも11人が死亡した。漁師や海岸警備隊の隊員らによって10人が救出されている。

「もしイエメンが100人の国だったら66人は水と食料がありません」=国際赤十字社

ムセフリ氏は投稿の中で、「犠牲となるケースが続いているにも関わらず、各国は人命救助に向けた措置を実施しようとしていない」とコメントした。

北アフリカのリビアでは民主化運動「アラブの春」で2011年にカダフィ政権が崩壊したあと、内戦状態が続いている。

トルコとカタールは首都トリポリと西部地域を支配する国民統一軍を、一方、エジプトとアラブ首長国連邦は東部を支配するリビア国民軍をそれぞれ支援している。

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