菅首相とグテーレス国連事務総長が電話会談:温室効果ガス排出ゼロの意向を歓迎

日本の菅義偉首相は27日午前8時45分頃から約10分間、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行った。概要は日本外務省のHPで報告されている。
この記事をSputnikで読む

菅首相 日米同盟は日本の外交の基盤 金正恩氏と「直接向き合う決意」を表す
菅首相は、昨日の所信表明演説で2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言したことを述べ、グテーレス事務総長が主導する機気候野心同盟に日本も参加する旨を表明。これに対しグテーレス事務総長は、演説で示された果敢な決断を心から歓迎し、高く評価すると述べた。

また菅首相は、新型コロナウイルスにより人間の安全保障が脅かされており、引き続き国連と協力し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを推進、世界的な新型コロナウイルス対策を支援していく旨を述べた。両者は協力を推進していくことで一致した。

菅首相は26日、就任後初の所信表明演説に臨み、日本は2050年までに地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出をゼロにするとの意向を明らかにした。

コメント