ファーガソン選手は、「俺との対戦ではないとしても、あいつはまた闘い始める。あいつはこのスポーツを愛しているし、楽しんでいる」とコメントした。
インタビューで同選手は、ヌルマゴメドフ選手の引退を、「俺は自分の仕事をしたがあいつは逃げ出した。忌々しいダゲスタン人は尻尾を巻いて逃げ出したんだ」と批判した。
24日、総合格闘技UFCの大会でヌルマゴメドフ選手は米国のジャスティン・ゲイジー選手に勝利し、タイトルを防衛。しかし、試合後に引退を表明した。
トニー・ファーガソン選手とハビブ・ヌルマゴメドフ選手の対戦はこれまでに5回予定されていた。2020年春にも試合は予定されたが、新型コロナウイルスのパンデミックからヌルマゴメドフ選手が辞退。大会自体4月から5月に延期され、ヌルマゴメドフ選手の代わりにゲイジー選手が出場することになった。ゲイジー選手が8年ぶりにファーガソン選手に黒星をつけ、UFCのライト級の暫定王者となった。