日本のGDP成長率マイナス5.5% 2020年度見通し=日銀

日本銀行が29日に公表した「経済・物価情勢の展望」によると、日本の2020年度の見通しは、新型コロナウイルスの影響により実質国内総生産(GDP)成長率がマイナス5.5%となった。
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なお日銀は、2021年度の実質GDP成長率については、経済活動が以前のレベルに戻った場合、プラス3.6%になると予想している。

7月時点の見通しは、2020年度がマイナス4.7%、2021年度がプラス3.3%だった。

日銀は6月、新型コロナウイルスの流行が日本経済に与える影響が増大したため、企業などの資金繰り支援を拡大した。日銀は日本企業の支援策の一環として、企業に融資する金融機関に上限1000億円の資金を無利子で供給している。企業は金融機関を通じて無利子・無担保で融資を受けることができる。企業の資金繰り支援策の期限は、少なくとも2021年3月末までとされている。

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