仏ニースで刃物襲撃 3人死亡、女性1人は首を切断

仏ニースで刃物による襲撃があり、3人が死亡した。テレビチャンネルBFMTVが報じた。
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ロイター通信によると、襲撃で女性1人が首を切断された。報道によると、襲撃はニース・ノートルダム寺院の近くで起こった。

容疑者は治安機関によってすぐに拘束された。容疑者は拘束時に負傷したという。

市長は、犠牲者の1人は司祭だったと伝えた。 また市長によると、容疑者は「アッラーフ・アクバル(アッラーは偉大なり)」と叫んだ。

ニースのクリスチャン・エストロジ市長は、テロ攻撃の可能性があるとの見方を示している。

フランス検察の対テロ部門は捜査を開始した。内務省の危機管理センターにフランスのマクロン大統領が到着する予定。またフランスの首相も同センターに向かうという。


10月16日、パリ郊外で歴史の教師のサミュエル・パチ氏が不審者によって頭を切断され、殺害された。パチ氏は授業で預言者モハメッドの風刺画を生徒らに見せていた。殺害の前にパチ氏には名指しの脅迫状が送られていた。パチ氏を殺害した男は警察に銃殺されている。仏反テロ検察のジャン・フランソワ・リカル長官は、襲撃した男は2002年モスクワ生まれのチェチェン人で仏での亡命申請を受理されていた。事件後、マクロン大統領は、フランス当局は「過激なイデオロギーの持ち主と彼らがつくった組織に対しする積極的な闘いを展開する」と警告し、風刺画の掲載が禁止されることはないと述べた。

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