体内でメラニン色素の合成が行われないことから、体色が白い動物はアルビノと呼ばれる。しかしカメは通常、体内に色素を1種類持っていることからアルビノのカメは白ではなく黄色になることがある。
インドの西ベンガル州の池で27日、鮮やかな黄色のインドハコスッポンが発見された。このカメは、森林管理職員に保護された。
森林管理職員のデバシシュ・シャルマさんは、この黄色のカメの写真をツイッターに投稿。シャルマさんは、この体色の原因は、「遺伝子配列の突然変異や、チロシン色素の欠如による先天性の障害」によるものだと説明している。
黄色い体色のカメの発見は、インドでは今年で2回目。7月には同国南東部のオリッサ州(オーディシャ州)で黄色いカメが1匹発見された。その後、そのカメは地元の動物愛護団体によってアルビノであることが確認された。
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