国際体操連盟の渡辺守成会長が29日、オンラインで緊急会見を開き、内村選手が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたことを発表した。
内村選手は11月8日に日本で開催される国際大会への出場に向け、今月20日から東京のトレーニングセンターに滞在し、練習に励んでいた。同選手は、21日に受けたPCR検査では陰性だったという。
しかし28日に受けた検査で、翌29日に陽性が判明。内村選手の体温は36度3分と平熱で、症状はないという。
これを受けて国際体操連盟は、内村選手とトレーニングを行ってきた日本代表7選手とスタッフに30日、再びPCR検査を実施する。
渡辺会長は、11月8日に行われる国際大会について「できる限り開催する方向で努力」し、検査結果によっては、日本代表の出場を取りやめる可能性もあるうるとの考えを明らかにした。
この大会には日本、米国、中国、ロシア代表が出場予定。
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