トランプ大統領が仏に連帯 イスラム過激派との対立を受けて

ドナルド・トランプ米大統領は「急進的なイスラム過激派」との戦いを表明しているフランスのエマニュエル・マクロン大統領に連帯を表明している。ホワイトハウスのジャッド・ディア報道官が30日の記者会見で明らかにした。
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ディア報道官によると、トランプ大統領はマクロン大統領と電話会談を行い、フランス人に対する「非道で無意味な攻撃」に対し懸念を示したという。そのうえで急進的なイスラム過激派との戦いにおいてフランスを支援すると表明した。

会談の中で両国首脳はこうした「暴力」を世界から根絶し、「民主主義の価値観」を広めていくことで合意した。

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フランス南部のニースでは10月29日、ノートルダム寺院を訪れた信者に不審な男が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでナイフで切りかかり、3人を殺害した。マスコミ報道では殺害されたうち2人は男性、残る1人は女性で、いずれも首を切り落とされた。さらに1人、男性が負傷し、通りに倒れた状態で息を引き取った。

容疑者は駆けつけた警察に逮捕されている。容疑者が所有していた身分証によると、チュニジア出身の男で1999年生まれ。男は10月初旬にイタリア経由でフランスに到着していた。

BFMTVによると、フランス警察は容疑者の関係者を逮捕し、捜査を進めている。現時点で2人の関係者が逮捕されている。

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