マクロン大統領は、アラブ界初の国際放送である「アルジャジーラ」が創設24年を記念して行ったインタビューに応じ、フランスに宗教問題は存在せず、国内でイスラム教徒が迫害されているわけではないとし、イスラム教徒も自由に自分たちの信仰を実践しているとの見方を示した。
フランス国内ではいかなる人種差別や排外主義も法律で禁じられているとマクロン大統領は指摘した。さらに、宗教という名において、性的平等に関する法をはじめとする国の法律に反することを政府は許さないと強調した。
マクロン大統領は「イスラム教徒の感情は理解できるが、わたしの役目は、言論の自由を含む国民の権利を保護することである」と述べた。また、風刺画を描いているのは独立したメディアであり、大統領がそのメディアの主張すべてを支持しているわけではないと述べた。
関連ニュース