デジタル元通貨の開発で一番困難な点について易総裁は、ユーザーのデーターの安全性をどう確保するかだと語った。
易総裁の話では、中国の数か所の都市で試行されたパイロットテストでは総額20億元(3億ドル)400万超のトランザクションが行われた。
易総裁は、パイロットテストによってデジタル元のソルベンシー(財務健全性)の程度が示され、遠隔地域の住民も新たなツールの強みを実感できたと強調した。易総裁は、COVID-19のパンデミックは、銀行に人の手を介しない技術の要請が高まっていることをある意味、浮彫にしたと指摘している。