10月25日、ラエク・ハン医師が警察に詐欺被害を届け出た。同医師は、オカルティストを装った男がまるで魔法のランプであるかのような話をもちかけ、ハン医師にそれを購入するように説得したと語った。強い印象を与えるため、男は同氏にどうやって「魔神を呼び出すのか」を示したという。
ハン氏は魔神に触れるか、代金の支払いの前に家にランプを持ち帰ることを許すようにお願いしたが、男はそれを拒否。男は、魔法のランプが同医師に危害を与えるおそれがあると述べた。結局、ハン氏は男を信用し、要求された金額をランプ代として支払ってしまった。
詐欺師らは彼に健康と富、成功を約束した。その後、ハン医師は、ランプには魔法の力はなく、「魔神」は詐欺師らの作り話であることに気がついた。
アミット・ライ警視補によれば、29日、警察官らが詐欺容疑で2人の男を逮捕した。発表によれば、容疑者の1人の妻も詐欺の関与が疑われているが、拘束されていないという。警察は、この手口で拘束された者らがこれまでにも他の家族から数百万ルピーをだまし取ったと強調した。
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