勝利宣言、敗北宣言の演説原稿について用意は無し=トランプ氏

ドナルド・トランプ米大統領はまだ選挙の勝利宣言、敗北宣言、いずれの原稿についても用意していない。首都ワシントン近郊の選挙対策本部を訪問した際、記者団らに語った。
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トランプ大統領は現地時間で3日、首都ワシントン近郊の選挙対策本部を訪問し、選挙後の演説について発言した。

敗北宣言や、感謝のスピーチについてはまだ考えていない。どちらかのスピーチが行えることを期待している。勝つときは楽なものだが、負けるのはいつでも楽ではない。私は嫌いだ。

ここ数日間、トランプ大統領は1日で5つの州を回って演説したこともあり、喉の調子が優れないという。勝利の際、演説予定については検討しているものの、「様子を見てみよう」とコメントしている。

米国人は黙したままトランプ氏に票を投じる=専門家


米国の大統領選挙は11月3日に実施される。期日前投票はすでに一連の州で開始された。 今回の選挙は共和党推薦候補で現職のドナルド・トランプ氏と民主党推薦のジョー・バイデン氏の一騎打ちとなる。コロナウイルス感染拡大の影響で9000万人以上が期日前あるいは郵送で投票を行っているが、有権者は1億5千万強とされている。現時点で投票率は65%を超えており、1908年以来の最高水準となる。郵送投票が前例のない大規模なものとなり、結果が分かるまで数日、もしかしたら数週間を要する可能性もある。

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