北朝鮮 公共機関での喫煙を禁止する法律を採択

北朝鮮の最高人民会議幹部会は、さまざまな施設や企業、公共の場や交通機関での喫煙を禁止する禁煙法を採択した。朝鮮中央通信が報じた。
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朝鮮中央通信によると、4日、最高人民会議幹部会の総会が行われ、「禁煙に関する北朝鮮での法律の採択について」そして「北朝鮮の企業法の改正及び追加について」の法案が検討された。

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朝鮮中央通信の報道では、このように伝えられている。

「禁煙法は31条からなる。この法律は、タバコの生産・販売と喫煙に対し法的・公的管理を強化し、人々の命と健康を守り、文化的・衛生的でより良い生活環境を創るために、禁煙に関する国の政策に従ってすべての機関や団体、個人が順守するべき規定である」

この法律は、喫煙規則に違反した場合の罰則と、「思想や政治の教育施設」、劇場、映画館などの公共施設、教育および医療機関、商業施設、飲食店、公共交通機関などを含めた喫煙が禁止される場所を規定する。

韓国メディアが指摘したように、禁煙法の採択を念頭において、北朝鮮の指導者である金正恩氏が公の場で喫煙を続けるのかに注目が向けられるだろう。北朝鮮メディアは、企業やその他の場所での出張視察を含め、しばしば喫煙する金正恩氏の写真を公開していた。

10月10日に朝鮮労働党創建75周年を迎えた北朝鮮では、平壌で軍事パレードが行われ、金正恩朝鮮労働党委員長も姿を現した。

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